隕石の用語

本ページでは隕石にまつわる用語をあいうえお順に掲載していきます。

あ行

・あすか隕石(Asuka meteorite)

南極あすか基地周辺で発見された隕石。

・アランヒルズ隕石(Allan Hills meteorite)

アランヒルズ周辺で発見された隕石。

・アリゾナ州(Arizona)

アメリカ合衆国の南西部に位置する州。州都はフェニックス。

・隕石(meteorite)

流星が大気中で燃え尽きず地上に落下した物。宇宙空間から大気中に突入し,地球表面まで落下してきた固体。隕星。天降石。天隕石。ほしいし。

・隕石孔(meteorite crater)

大きな隕石が惑星表面に衝突して生じた凹状の孔。くぼみ。 隕石孔の大きさは、千差万別。小さな隕石孔は直径um程度。大きな隕石孔になると、数百km以上。アメリカアリゾナ州の隕石孔は、コーサイトやスティショフ石が発見されたことで有名です。

・隕石コレクター(meteorite collector)

隕石を集める一般の人々。自費で隕石を探しコレクションにしたり、一般人や研究者に売る人もいます。

・隕石ハンター(meteorite hunter)

隕石を採集することを職業にしている人。採集した隕石はコレクターに販売したりしている。一攫千金を狙う人もいる。

・ウィドマンシュテッテン構造(Widmanstätten pattern)

オクタヘドライト型隕石にみられる特有の構造。金属ニッケルの結晶が成長してできる。カマサイトとテーナイトの帯状組織から形成されています。

・宇宙線(cosmic rays)

宇宙から地球に降り注ぐ高エネルギーの放射線の総称。

・エアバースト(air burst)

比較的小さな物体が宇宙から飛来し天体に衝突する場合におこる、地表付近の上空における爆発のことで、痕跡は残らない。

・エイコンドライト(achondrite)

コンドライトに見られない球状体を含まない隕石。無球粒隕石。

・エッチング(etching)

個体表面から表面原子を化学的、物理的反応を利用して取り除くこと。オクタヘドライトは酸でエッチングするとウィドマンシュテッテン構造が見られます。

・エルシスハイム隕石(Ensisheim meteorite)

ヨーロッパで最も古い隕石。フランスアルザス地方にある町エンシスハイムに落下、発見されました。

・オクタヘドライト(octahedrite)

鉄隕石の中でもっともポピュラーな物。ニッケルの含有量が多いテーナイトと含有量の少ないカマサイトから成り立っています。

か行

・火球(firebal)

火の玉。流星のうち特に明るい物。かきゅう、ひだまとも呼ぶ。大気中で蒸発したものも、隕石となって地表に落下したものも、一定以上の明るさで光れば、どちらも火球と呼ばれる。なお昔は、隕石となった火球を、隕星と呼ぶ事もあったが、最近はあまり使われない。

・火星隕石(mars meteorite)

火星が起源の地球で発見された隕石。

・希ガス(rare gas)

周期表18族に属するヘリウム・ネオン・アルゴン・クリプトン・キセノン・ラドンの六元素の総称。

・輝石(pyroxene)

鉄やマグネシウムなどのケイ酸塩鉱物の一種。色は、黄色や緑、褐色など。多くの火成岩や変成岩に含まれる代表的な造岩鉱物です。

・金属光沢(metallic lustre)

金属一般の特有の滑らかな表面に見られる光を反射する性質。隕石を磨くと金属光沢が見られます。

・クレーター(crater)

月面や火星にある丸い凹孔。環状山。 月のクレーターは無数にあり、成因として火山説(火山噴火した跡)と宇宙を飛んでいる隕石が月に激突してできた隕石説があります。隕石からできた凹孔は隕石孔とも呼びます。

・原石(gemstone)

原料となる鉱石。原鉱。

・コーサイト(coesite)

SiO2 。石英の同質多形鉱物の一つ。コース石。無色のガラス光沢。 天然では、アメリカアリゾナ州で発見された隕石の落下によって受けた岩石があります。

・コンドライト(Chondrites)

石質隕石。地球に落下する隕石の9割近くがコンドライトと呼ばれる隕石です。 コンドルールと呼ばれる岩石学的組織が隕石内に存在しています。

さ行

・シャーゴッテイ隕石(Shergotty meteorite)

インドビハール州ガヤー県のシャーゴッテイに落下した火星隕石。

・小惑星(Asteroid)

星像に拡散成分がないものの総称。太陽系小天体のひとつ。

・彗星(comet)

主に氷や塵で構成されている太陽系小天体のひとつ。

・スティショフ石(stishovite)

石英の高圧相。スティショバイト。決勝は、ルチル型構造。 アリゾナの隕石孔から隕石の衝突によって生じた衝撃圧力によってつくられたものも発見されています。

・石英(quartz)

SiO2。六方晶系の鉱物。低温型石英を水晶と呼びます。

・石質隕石(stone meteorite)

隕石のなかでケイ酸塩鉱物の占める割合が高い物。落下する隕石の役9割。球粒部分の有無で、コンドライトとエイコンドライトに代別されます。

・石鉄隕石(stony-iron meteorite)

隕石のなかで鉄とニッケル合金、ケイ酸塩鉱物がほぼ同量の物。分化した天体のマントルに由来しています。パラサイトとメソシデライトに分類されます。

た行

・地殻(crust)

天体の個体部分の表面・表層部。マントルの上にあり、大気や海の下にあります。

・月隕石(Lunar meteorite)

地球で発見された、月を起源とした隕石。

・ツングースカ大爆発/ツングースカ事件 (Tunguska Explosion/Tunguska Event)

1908年6月30日、ロシア帝国上流付近の上空で起こった大爆発のこと。事件発生から100年以上を経て、爆発の原因は隕石のエアバースト(空中爆発)と特定されました。

・鉄隕石(損鉄)(iron meteorite)

隕石のなかで鉄から成る隕石。文化した天体金属核に由来しています。ニッケル含有比と構造から、ヘキサヘドライト (hexahedrite) 、オクタヘドライト (octahedrite) 、アタキサイト (ataxite) に大きく分類されます。

・トロイライト(Troilite)

鉄の硫化鉱物。

な行

・直方隕石(Noogata meteorite)

福岡県直方市に落下したと伝えられている隕石。世界最古の落下の目撃記録があります。

・南丹隕石(Nantan meteorite)

明時代・中華人民共和国広西チワン族自治区南丹県に落下した鉄隕石。

・南極隕石(antarctic meteorite)

南極で発見された隕石の総称。

は行

・非コンドライト(Non chondrites)

コンドルールを含まない隕石。隕石形成後に激しい変成作用を受けてコンドルールが消えたと考えられています。比較的弱い変成を受けた隕石Primitive(始原的)、激しい変成で一度完全に溶けて地球内部に便化した隕石をDifferentiated(分化)に分類されています。

・ヘキサヘドライト(hexahedrite)

鉄隕石の分類のひとつ。ほぼニッケル鉄合金のカマサイトから構成されています。

・ホッジス隕石(Hodges Meteorite)

アメリカアラバマ州に落下した隕石。

ま行

・マントル(mantle)

惑星の地殻、または地表と核の間。中間の層。

・美保関隕石(Mihonoseki meteorite)

1992年12月10日、島根県八束群美保関町(松江市美保関町)の民家に落下した隕石。

・メテオ(Meteor)

中国で発祥した流星のこと。

や行

・やまと隕石(Yamato meteorites)

日本の南極地域観測隊がやまと山脈で発見した隕石。

・溶融殻(Fusion crust)

地球大気圏との摩擦で表面が溶けて形成される構造。多くの隕石に見られる特徴。

ら行

・立方晶系(cubic crystal system)

7つの結晶系のひとつ

・流星(meteor、shooting star)

天体現象の1つで夜間に天空のある点で生じた光がある距離を移動して消える現象。流れ星とも呼ばれてます。願いを叶える星の伝説もあります。

・流星物質(Differentiated)

地球上で流星現象を引き起こす物質。太陽系に存在する塵の中で小さなサイズの物。

・ルチル型構造(rutile structure)

金紅石(ルチル)TiO2の結晶構造。ルチルのほかにマンガン、バナジウム、ルテニウム、ニオビウムなどの酸化物、マグネシウム、ニッケル、コバルト、鉄などのフッ化物がルチル型構造に属しています。

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